プラセンタ(胎盤)摂取について
胎盤は赤ちゃんの成長のためだけに作られた臓器です。役割が終わると自然に子宮の壁からはがれ落ちます。その胎盤には母体のためのホルモンがたくさん含まれています。 ★産後の健康と回復のため、胎盤摂取の習慣が広まっています。カプセルにすると抵抗感のある方にも摂りやすくなります。 効果-お母さんの心とからだにやさしくはたらきかけます。
● 母乳分泌の促進(プロラクチン、オキシトシンが含まれている) ● 悪露を出し切る(出血が早く止まる) ● 子宮の早期回復 ● 産後直後のホルモンバランスを調整 ● 産後うつを防ぐ ● 出産後、生理前、生理中、更年期にホルモンバランスを調整 ● 母親のストレス/情緒不安定の防止 ● 疲労回復/性欲増進/美肌効果 ● 子供にも(ストレスを防ぐ、歯の生えはじめ、不安なときなど) 参考資料:Carrie Kenner, Noriko Amies 産後3日から約2週間摂取し、その後は必要に応じて(疲れ気味、気分の浮き沈み)摂取してください。常温では湿気、高温を避け、冷凍で長期保存可能です。 ◆プラセンタ(胎盤)カプセル 料金:$280 プラセンタを乾燥させ粉にし植物性のカプセルに入れます。できあがるまで2~3日間。 見た目は通常のカプセルです。お水と一緒に飲みます。 $250:出産ドゥーラ立ち合いのクライアントさん (プラセンタビーンズも料金同じ) ◆チンキ・キット 料金:$50 (ガラスジャー、青ガラスドリッパー2oz x 3、100度ウオッカ、レシピ) ★カプセル作成の方にチンキの準備をします。完成までの6週間レシピ提供します。 ![]() へその緒ドリームキャッチャー
料金:$60(カプセル作成の方のみ) 世界にひとつだけ。一生の想い出に。 赤ちゃんの健やかな成長と、ご家族の幸せを願って。 へその緒を乾燥させ、わらで包み、革のひもで包みます。 特別なビーズや石を紡ぐこともできます。 ◆ 交通費:15マイルを超えた場合、1マイルに付き$1/per visit、駐車場代は別途になります。
● Carrie Kennerより胎盤カプセル作成のトレーニングを受けています。 ● Blood Borne Pathogens 認定書と Washington State Food Worker Cardを取得し、血液管理、衛生管理には十分な注意を払っています。 ● 心を込めて胎盤に触れさせていただきます。 ● 胎盤摂取は民間療法であり医師や医療従事者の医学的アドバイスの代わりになるものではありません。ご自身の責任においてお使い下さい。 ● 血液に問題がない限り、病院から胎盤持ち帰りは可能ですが、事前に医師に相談してください。 ● ご自分の胎盤を摂取することに抵抗を感じられる方も、病院から胎盤を持ち帰ることをおすすめします。 約半年間冷凍保存でき、その間にカプセルを作ることも可能です。また思い出の木(Baby’s Birthday Tree)の下に埋める風習もあります。 胎盤摂取、よくある質問
Q: 冷凍、加工、調理された肉製品(肉、牛乳ほか)など、ホルモンは工程を経ても残ることは分かっているけど、カプセル作成に使う乾燥処理ではどうなの? A: 乾燥処理は細胞から水分を取り除く方法ですが、ミネラル、ホルモン、タンパク質などを含むすべてのものを残します。 Q: 帝王切開、硬膜外麻酔(エピデゥラル)、または促進剤(ピトシン)を受けても胎盤カプセルを作れるの? A: もちろんです!これらの医療介入による胎盤カプセル作成への影響はありません。エピデゥラル、ピトシンは胎盤で迅速に分解されます。医療介入の方は、医療関係者に明確に(胎盤持ち帰りを)伝え、赤ちゃん誕生後すぐに冷蔵してください。特に帝王切開の方は胎盤を適切に扱ってもらえるよう伝えてください。父親またはドゥーラの仕事です。 A: B群溶結性レンサ球菌(GBS: Group B Strep)陽性の場合、胎盤カプセルにしても安全? Q: はい。 GBSは一般的な細菌で、母親の健康上リスクにはなりません。胎盤に含まれるすべての細菌は、加熱(乾燥処理)の段階で処理されます。ごくまれに、お産中にGBSが原因となる子宮内感染が起きることがあります。子宮内感染、または発熱した場合、胎盤カプセルには適しません。(その場合、胎盤は検査のため研究室に引き取られます。)それ以外は、GBS陽性でも問題なくカプセル作成できます。 Q: 赤ちゃんがお腹の中で胎便をしてしまってもカプセルは作れるの? A: はい。 胎便は無菌で、一般的な糞便細菌は含まれていません。胎児にとって胎便を吸うことは危険ですが、それ以外は無害です。カプセル作成前に胎盤の洗浄をします。 Q: 子癇前症(妊娠高血圧腎症)と診断されました。それでもカプセルは作れますか? A: 子癇前症の母親にとっても胎盤カプセルは適応され、多くの子癇前症の母親が胎盤カプセルを摂取しています。赤ちゃん誕生後、胎盤は検査されますが、ほとんどの場合、問題なくカプセル作成が可能です。もし感染などの問題が診断された場合は、研究室に送られるため持ち帰りは不可能になります。 Q: もしHIV、A、B、C、型肝炎があったら? A: ご自身そして身近な人たちの安全のため、上記の病気がある場合は胎盤カプセル作成はできません。 (以下は私自身によく寄せられる質問です。) Q: 胎盤の作成はどこで?引き渡しはどうずればいいの? A:私が預かり後日カプセルをお届け、B:ご自宅に伺いカプセル作成、から選べます。 A:赤ちゃん誕生後、テキストまたは電話をいただければ病院まで引き取りに伺います。2~3日後、ご自宅にカプセルをお届けします。B:一時帰宅で家の冷蔵庫に保管、または産後室の冷蔵庫、氷を入れたクーラーボックスで必ず冷蔵してください。退院後に2回(各約1時間)ご自宅へお伺いし作成します。 Q: 胎盤カプセルの保管法を教えて? A: 長期保存の場合は、ダブルジップロックで冷凍庫の奥に保管すれば数年持ちます。(更年期障害まで!?)引っ越しのときは冷暗所に保管し、できるだけ早く冷凍庫に戻してください。産後すぐに摂取する場合は、湿度がなく常温または冷暗所に保管してください。 Q: 一つの胎盤でどれくらいのカプセルができるの? A: 胎盤の大きさも人それぞれです。100個~200個くらいです。双子の場合は200個を超えることもあります。(私は一番小さな植物性カプセルを使用するので、他のカプセルを作る人より数が多いかもしれません。胎盤の大きさに関わらず料金は同じです。双子の料金も同じです。) どうぞお問い合わせください。 胎盤カプセルスペシャリスト 中島 香揚子(Kayoko Nakajima)SpBCPE, LCCE, CD/PCD(DONA), CEIM(IAIM) nakajima.kay@gmail.com |